スオウパーティWeb開発コース開講
2023年09月07日
2023年4月よりスクラッチをマスターした塾生が進むWeb開発コースをスタートしました。
スオウパーティは2019年の創業より小学生高学年を主な対象として、マウスやタップのみのビジュアル操作でプログラミングができるスクラッチを教材に用いて指導してきました。このスクラッチコースで、多くの小中学生が制作を楽しみながらプログラミングの第一歩を踏み出しています。年齢や個人差はありますが、「2年後に自分の力だけでオリジナルアプリを完成できるようになる」という目標の通り、今や多くの塾生が成長して各種コンテストに応募/参加、そして受賞するまでになっています。
そこまで成長した塾生たちに実務に繋がる次のステージとして、プロと同等の開発環境でタイピングによるプログミングを行う「Web開発コース」を開講しました。候補となる塾生と親御さんにコースの趣旨や内容を説明し、開講と合わせて6名の中高校生が進級しています。新しいWebの世界ですが、スクラッチコースで培ったプログラミングの管理や手順と紐づけることで臆することなく学び始めています。広いWeb領域において、以下2つの専攻を用意しました。
1つ目は「Webサイト開発」です。Webサイトを構成する3つのHTML/CSS/JavaScript(以下JS)とサイトの設計/実装/運用までを学びます。HTMLとCSSはプログラミングではなく情報の構成や装飾を扱う言語で、サイト閲覧者を意識してサイトの見た目や使い勝手などUI/UXまで思考することができます。
2つ目は「LINEBot開発」です。こちらはプログラミング言語であるJSに特化して、サービス提供の核となる裏側のアプリケーションの設計/データベース/外部連携を学びます。UIはLINEのインターフェイスで済ませて、外部連携を組み合わせて様々なサービスの着想と実践を繰り返します。今流行り始めているAIと繋げることが多くなりそうです。
いずれの専攻も、知識の習得は有償サービス(月謝内負担)のProgateで自習してもらい、塾の授業では目的やテーマを元に演習を行っています。知識と技能を沈着させ、実際のサイトやサービスに適用/応用できるように指導しています。
幾度かの演習を経た後は、塾生自身が作りたいサイトやサービスを考え、それを開発そして運営することを目指します。1,2年後に塾生の実績がどのように発表できるか楽しみです。Web開発コースの詳細については、Webサイトをご覧ください。