若い世代による草の根メディアの創出
2024年09月03日
スオウ社は若い世代が簡単に運営できるWebベースの情報発信/メディアの展開に取り組みます。
この度、株式会社スオウは自社事業である小中学生向けプログラミング教室「スオウパーティ」の活動を内外に周知するため、慣れ親しんだ縦書きの新聞を模したWebサイト「スオウパーティ通信」のプロトタイプを開発しました。入稿から管理まですべてWebベースとし、1ページをA4用紙サイズとすることで、紙での印刷や掲示もそのままできることを基本設計としています。
スオウパーティ通信_vol.0001_2024年9月号
スオウ社はこの仕組みをそのまま流用し、若い世代が自らの興味や関心事を発信/表現するWebツールとして全国各地に展開したいと考えています。このツールを使って何をするかは大いに自由です、委ねます。かしこまらず固くならず、カジュアルに自由な運用を期待したいところです。Web完結であることから、地方や地域が置かれた不利な状況をカバーするどころか、これからの時代に即した以下の特徴や可能性を秘めています。
- AIによる任意の記事の自動レイアウト/校正
- 遠隔の編集チームによる運用
- 規模に応じた発信頻度(少人数で月次ペース・大人数で日次ペース)
- 地域の情報発信及び活動を後押しする継続的な寄付
- SNSやプラットフォームに埋もれない情報母体
現時点で具体的なイメージが2つあります。1つ目は部活動の地域移行における「新聞(メディア)クラブ」としての受け皿です。2つ目は過疎が進む地域の小中高生が集まって運営する地域デジタル新聞です。これから将来を担う若い世代の目線をたくさんの人に知ってもらい、より良い社会の実現をみなが意識するような展開になることを期待しています。
多くの方の賛同とご協力を受け賜りたいと考えています。機能を実装する技術者、情報発信のあり方をデザイン/コーディネートする編集者、若い世代の傍で一緒に活動する地域の方、実証から根付くまでの行政の支援、などたくさんの応援が必要です。まずは広く意見を募り情報交換を行った後、具体的に動いてまいります。